カラフトマス症候群2008 最終日
釧路発のフライトは14時15分。午前中は丸2日間放置してしまった家族へのせめてもの罪滅ぼしである。
─阿寒湖の周りでも散歩する?
─散歩できそうなところは昨日全部歩きました。ちなみに店も全部入りました。
─…だよねぇ(汗)。
阿寒川沿いの国道を下る。美しい川である。…また来よう。カラフトマスとは別のシーズンに。

阿寒から釧路湿原に向かうと、鶴居村という小さな村に入る。
何気なく通り過ぎた県道沿いの草原に、白いものが動いた気がしてUターンしてみると、村名の由来となったそれが2羽、のんびりと散歩していた。

ヨメさんとタンチョウを眺めながら、遡上河川を探し求めるカラフトマスや、文明を拒絶するかのような知床の海岸線、気味が悪いほど透明な湖、それら道東の景色に共通しているのは、近寄り難いまでの自然の凄みだということに気付く。そしてたった3日間で随分自分の身体が浄化されたことにも。
また来年、ここに戻ってこよう。釣れない釣りも面白いが、来年はもうちょっと釣れてもいい。

※komi師匠、今回も色々とありがとうございました。以上のような訳で、頂いた情報は次回活用いたします。
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コメント
お、久しぶりにUPされとる、と拝見してみますと、またこれがええ話ですね。
ほんと、カラフトマスって喰わん時はもう徹底して喰わんですよね、バチャバチャ跳ねよっても。ま、やたら釣れた日の一匹などすぐ忘れてしまうもんですが、この一匹は忘れることないでしょう。ええ釣りされましたね。
投稿: 忠犬@Trouttimes | 2008年9月10日 (水) 16時32分
そうなんです、喰わないんです。
書いてみると自分でもええ話のような気がしてくるんですが、実際やってみるとたまりませんけどね(笑)。
知床の海に向かって、釣竿一本持って杭のように何時間も身動きせずただ「ヒレ」を待ち続ける、あの孤独感というか無力感というか絶望感、これはやった人にしか分からんものがあると思います。
…で、それを味わいたくて知床に通うというのは、もう完全に狂気の沙汰だと思うわけです。ホントに恐ろしいですよねぇ、この釣りは…。
投稿: ミッチー(店主) | 2008年9月11日 (木) 23時20分
僕の師匠は若かりし頃、8~9月はウトロの海岸にテント張って“自給自足”してたそうです。しかも10年超!96年以降は場所をカナダに移し、Skeenaのキャンプ場で毎年3ヶ月住んでます。これもかれこれ10年超。今夏はSteelheadだけでも22本だそうで、当然羨ましく、また一方で頭下がる思いです・・・。
この方、しんちゃん言うんですが釣りの腕は勿論のこと、めちゃ楽しい、ほんまにええ人なんですわ。資金稼ぎの時期は名古屋駅近辺にお住まいなので、もしサ-モン地獄の深淵を覗くお覚悟があれば、ご紹介させて頂きますよ。
ところで、豪ドル、驚愕の軟化トレンドですよ!如何ですか年末計画進捗のほどは?僕は予定通りTasmaniaですが人気の宿には(7月末時点で既に)満室御礼のとこもありましたので、もしご検討中ならお早めに・・・。一方Exmouthは8月以降Bonefishの魚影が濃く、日本人FFの方々も来られて80cmUPの大物を釣られたご様子。そちらも魅力ですね~!
投稿: 忠犬@Trouttimes | 2008年9月30日 (火) 11時42分
忠犬さんの師匠ってどんな人やと思って読み進めてみると、ははは、完全に解脱されちゃってる方のようですねぇ。
年が明けたらBさんも戻ってきますので、手羽先でもつまみながら地獄の深淵で何が見えるのか是非教えを乞うてみたいと思います。
で、年末訪豪ですが、実はこのカラフト修行をきっかけに断念しました。
理由はまあありがちなんですが、今回我が家の1歳児を2時間飛行機に乗せてみて、これはあまりにも(親が)キツイと思ったため。誰に似たのか、ウチの子は乗った瞬間から大興奮、飛行機というあの空間での親のマネジメントの限界が低過ぎるということを思い知らされました。忠犬さん、Tasmaniaのご予定だったんですねぇ。ボクも行けるならTasと思っていましたので、ホントに残念。。。
…という訳で、しばらく国境を超えずに楽しもうと考えています。取り急ぎ今月は本年2度目の沖縄を計画中、といったところです。
投稿: ミッチー(店主) | 2008年10月 2日 (木) 00時26分
ええ、機会あれば是非謁見してみて下さい。ただ、日本にはアルバイトに立ち寄る程度ですのであまりいらっしゃいません。秋~年末年始で軍資金貯めたらインドやタイなど物価の安い国に避難し、遡上の始まる6月頃カナダへ戻ります。サケ食べたりキノコ取ったり、いわゆる狩猟と採集の暮らしですが、実際結構グルメな縄文エブリデイです。好きなことを好きなだけやる人生の輝きも、痛みも、(その世にも素晴らしき奥様から)教えらることしきりです。
そうですか、残念ですが当面は良き父として頑張って下さい。国内もいいところ、一杯ありますしね!僕も親からは、魚の写真はもうええけん孫の顔見さしてくれと指示されてるんですが、まだまだ行きたいところ、釣ってみたい魚は多く・・・。解脱できない自分の凡庸を悔やみつつ、今晩からは豪北端、Kakaduのジャングルフィッシング行ってきま-す。
投稿: 忠犬@Trouttimes | 2008年10月 3日 (金) 16時51分
結婚しておられるとは…。奥様のほうが解脱度は遥かに高いものと予想します。
>魚の写真はもうええけん孫の顔見さしてくれ
この手のプレッシャーに簡単に負けてはいけません(笑)。
子供を持って思うのは、特に小さいうちは育児とフライフィッシングは完全に相矛盾する概念だということです。これはやはり否定しようがないのかなと。…の一方で、どんな釣行体験より未知との遭遇が多いのもこれまた事実。
ひょっとすると、バラマンディ棲むジャングルの向こうに忠犬さんの悟りの境地が…ある訳ありません(笑)。
投稿: ミッチー(店主) | 2008年10月 8日 (水) 00時55分
なんとか無事に帰ってきました。やはりCrocodile、圧巻でした。4m、5mといった大物がキャスティングレンジ内でこちらを見つめてたりするんですわ。今年もう二人食べられてるそうで、正直落ち着かんことこのうえないです。
いえ、悟りに至ったのは今回もむしろ奥様のほうで、86cmのBarramundiを筆頭に、ごっつい魚をビシバシ上げてくれました。将来的には釣りは奥様にお任せし、僕は仕事および育児に専念すべきかと思っております・・・。HPボチボチUPしていきますので、またご覧下さい。
投稿: 忠犬@Trouttimes | 2008年10月15日 (水) 15時20分
忠犬さん>NT釣行、アップされ始めましたね~。相変わらずとは言え、奥様86cmとは恐れ入りました…。
小生、カラフトマス修行以来しばらくじっとしておりましたが、今週末は沖縄でマグロ、来週末は釧路でアメマスと続きます。またレポ致します。
投稿: ミッチー(店主) | 2008年10月24日 (金) 01時14分