2007年7月22日 (日)

事前調査(2)

2日目。快晴、気温23℃。めちゃ快適である。

昼過ぎまで両親の菜園でジャガイモ掘り。手伝う前は「ボクの専門は農業より漁業だ」と言い張ったが、結果的にかなり夢中になってしまった。子供がいれば尚更かもしれない、ですね…。

で、昨日と同じく16時に調査開始。今日は最上流区間である。
真夏にこの区間を釣ったのは始めてである。笹藪を分けながら入渓。少しは水が下がっていることを期待したが、相変わらずである。両岸から木が覆い被さりただでさえ釣りにくいところに、この増水はFFMとしての耐久力を試されている感が強い。

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2日目調査結果:魚影はあるので、マイナーポイントの拾い釣りで何とか釣りましたが、7ft半のロッドを使っていても結構ツラい釣りだったというのが正直なところ。サイズも期待に反して小振り。…長所は、夏場にここに入ろうというFFMはまずいないだろうということ(笑)。

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2007年7月21日 (土)

事前調査(1)

昨年8月のデュッセルドルフからの帰任以来、怒涛の勢いで関西~北陸圏のマス属を教育し続けているのは、この親子である。

8月初旬に白樺湖に避暑に行く予定、近辺の釣り場情報求む、というメールがその父親から届いたのが木曜日。ちょうど週末に一泊で行くつもりにしていたから、それならこの親子の為にも事前調査である。

070721river

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2007年5月 5日 (土)

from #12 to #3

久し振りの渓流釣り。妙にドキドキすると思ったら、実に2ヶ月ぶりである。

初日は17:30スタート。実釣時間は1時間。
…が、#12から#3へのあまりにも大きい竿の変化に手が付いていかない。ラインコントロールがとうこうとかいう次元ではなく、いつの間にかリーダーが絡んでいたり、ラインがロッドに絡んだり。あかん、こんなん初めてや…。

時間切れ寸前、オタマジャクシのようなプロポーションのこいつを取り込んでこの日は終了。

070504iwana

…こんなボクによく釣れてくれました。ありがとね。

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2006年11月 4日 (土)

Addicted to ...

今日はO夫妻と3人で紅葉の始まってきた天竜川C&R区間へ。

先々週の段戸湖に始まり、先週は夫婦で矢作川のシラハエ釣り、そして今週は天竜川。O氏ののめり込みっぷりは前回エントリーに紹介した通りだが、今日確認できたのは奥方もほぼ同様の症状が出つつあるということであった。

061104tenryu

で、釣果は…何と3人揃ってBozemann。解禁直後とは言え、祝日後というのは想像以上に厳しいっす。ボクも最後の1時間は超真剣にやってみたんですが、何ともならず時間切れ。

…夫妻は明日も行くらしいです。もう誰もこの2人を止められそうにありません(笑)。

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2006年10月29日 (日)

Fish striked him

ここのところ超多忙な日々が続いていたので、久し振りの更新です。
…皆さん、お元気でしたか(笑)?

先回エントリーで案内の通り、先週末は期待の新人Oと段戸湖に行ってきました。
そして昨日その新人は、自分用とヨメさん用にフライロッドとリールを2本ずつ購入。…ブラッセルの猛者達に劣らぬハイスピード、かつまっすぐにフライフィッシングへの(実は一方通行の)道を進んでいきそうな感じです。

今週末は天竜ニジの解禁でも連れて行こうかな…?

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2006年8月 6日 (日)

明日への糧

名古屋への帰途、今日も少しばかり竿を出した。すぐに小振りのイワナが釣れ、少し離れたポイントでこれまた小さなアマゴがパラシュートに出た。

060806amago

良かった良かった。…こんなチビでも、これでまた今週も少し仕事をする気になるというものだ。


来週末からの9連休は、タイイングに集中しなくてはならない。カラフトマス・レインボー・シーバス・黒鯛と、ターゲットの爆発的拡大にフライが追いつく見込みが全く立たなくなってきた…。

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2006年8月 3日 (木)

霧ヶ峰

明日夜からまた蓼科行きを計画中。

基本的に水気のないところにあまり興味の湧かないボクなのであるが、霧ヶ峰は今ニッコウキスゲのベストシーズンである。

060803nikkokisuge_1

先回(3週間前)は東京からヨメの友達が来ていたのでこんな写真を撮る機会に恵まれてしまったんですが、今回は釣りとタイイングです。

そう言えば先回散歩がてらに寄った小さな沢で、折角だと思ってその友達にその場でイワナを釣って見せてあげたところ、非常に感動されました(以降、ボクを見る目が尊敬と軽蔑が入り混じったものに変わりました)。つい忘れてしまいがちですが、イワナとは普通なかなか目にしないサカナなのですね…。

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2006年6月 4日 (日)

振るか釣るか?

最近、仕事の関係でその日のうちに帰れることが全くなくなり、平日はこのブログが更新できなくなっています、というかボク自身見るヒマすらありません…。コメント頂いている皆さん、反応が遅くなって申し訳ありませんが、気長にお付き合いください。

…と言いつつ、週末は釣りである。ウィークデイの反動なのか、週末は狂ったように釣りへの欲求が湧いてくる。先週に続き今週末も、否、先々週から3週連続で週末のすべてを釣りに費やしている。

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2006年4月30日 (日)

バースデイ・プレゼント

昨日、両親からたまには顔を出せと電話が掛かり、急遽日帰りで蓼科に出向くことになった。

名古屋を昼に出発、何度通ったかしれない中央高速を2時間、蓼科の山荘に着いたのは15時だった。顔を出せと言われたままに来てはみたものの、だからと言って特にすることがある訳ではない。日暮れまでまだ3時間ある。

…これは釣りである。

060430_amago

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2006年3月26日 (日)

完敗(2)

今日は11時から上川の上流域へ。

サイズより確実性を重視したポイントで、2日連続Bozeは避けておこうというのが趣旨である。問題があるとすれば時期が少し早過ぎるという点だが、昨日の感じだとメイフライのハッチもあるようだから何とかなるだろう。気温は昨日より少し低め、雪代で少し増水しているが水温は思ったより低くない。

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2006年3月25日 (土)

完敗(1)

今年初の蓼科である。

昼前に上川の中流域に立つ。昨晩着いた時はやはり名古屋に比べると随分寒いと感じたが、快晴、無風、気温11℃・水温8℃と申し分ないコンディションである。今日はかなり釣れる気がする。ラインを通しながら、今日はいくつ釣ったら帰ろうかと皮算用を始める。

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2006年3月19日 (日)

忙しすぎ…

ここのところあまりに忙しい日が続き、週末に釣りに出かける体力が残らなかった。
…天竜支流のどこかに行きたかったんだけどなぁ、うーん歳かな、こりゃ。

komiさん、千曲どうでした? 名古屋は、昨日は雨、今日は強風とあまり釣り欲の湧かない週末でしたが。
来週末は、蓼科周辺でやってみようと思います。

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2006年1月 3日 (火)

初釣り

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もこのブログともどもよろしくお願いいたします。

書かなきゃと思うことが多すぎて、12月分のエントリーを今日まで更新しておりました。1月3日、Bozemann JP初釣りin天竜川、晴れて実現です!

bozemannjp

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2005年11月 8日 (火)

74.6cm

帰国しました。やっぱり日本は欧州より暖かいですね。
早速ですが、タイトルの数字、何だと思います?

11月1日(火)、ボクが不承々々成田から飛び立った日は、天竜川C&R区間の解禁日。天竜川漁協が冬季にレインボーを放すようになってから、この日は東海エリアのFFマンにとって少し特別な日になったのではないかと思う。そして今年のその日、ニンフに掛かったという最大のレインボーのサイズが、タイトルの数字である。

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2005年8月12日 (金)

蓼科滞在

8日から4泊5日で蓼科にこもっておりました。

蓼科は、天竜川や千曲川、富士川等の源頭である中央アルプスの尾根伝いに立地するだけあって、渓流釣りの起点としては申し分のないところである。が、残念ながら今回はウェーディングシューズが履けないので、それら有望な支流を横目に、ひたすら山荘にこもってフライでも巻いて耐えるのみである。

…んなことができる訳ないのである。
初日の夕方は上川のウェーディングのいらないポイントへ。小型のアマゴが掛かったがバラして終了。
2日目は軽井沢へ。佐久のFFショップ「マウンテンライク」の橋爪さんと久し振りの話に夢中になって、気が付いたら佐久漁協の日券を購入。買い物を済ませて、数年ぶりに湯川の広戸堰堤(ここもウェーディングは不要)に立ってみたが、やはりライズは散発。18:50頃にスタートし、19:10には撤収。真っ暗。着くのが遅すぎましたです、ハイ。
3日目夕方、再度上川上流の初日と同じポイントでチャレンジ。フェザントテイルで20cm程のイワナを何とかキャッチ。あーすっきり。その少し上流で、今度はヨメさんにも10cmに満たないチビイワナがヒット。2人で大満足。地元の農家直売の「味来」というとうもろこしが抜群に美味いことを発見。
4日目は牧場に遊びに行った帰りに、望月を流れる鹿曲川上流へ寄り道。春のライズポイントの様子を見てみたが、釣れるのはやはりハヤばかり。さすがに、仕方ない。
5日目は雨。自宅に持ち帰る野菜などを買いに出かけた後は、仕方なくタイイング。

こうして振り返ると、自分のアホさを再認識する5日間である。でも「逆境」のせいか、釣れた喜びはいつもの何倍もあった。いや釣れなくても、一年で一番濃い木の葉の緑や渓を泳ぐサカナを毎日眺めて、心から幸せを感じた2005年の夏の5日間だった。

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2005年8月 6日 (土)

原点

ヨメさんの姉と甥っ子2人(リョーゴ6才、ソータ3才)が千葉県からヨメさんの実家に帰省して来た。

聞けば、こちらで釣りに行きたい、と言う。去年、釣り堀に行ったのが楽しかったらしい。ボクはギプス開始以来、基本的に松葉杖が手放せないが、釣り堀で釣りをするくらい全く問題ない。大勢でやる釣り堀の釣りは楽しい。子供が入れば尚一層である。という訳で、足を心配するヨメさんをよそに即参加表明。

今朝10時、ボクとヨメさんとその両親、義姉と甥っ子2人の計7人でヨメさんの実家を出発。リョーゴとソータはすでに大はしゃぎだ。天竜水系の阿知川支流本谷川から水を引いたその釣り場は、2つの小さな池からなり、片方はレインボーのみ、もう片方はアマゴとイワナのみである。タックルは、竹竿に極太のハリス、バーブレスフックに餌は練り餌。様子を伺うと、レインボーの池の方は、餌を落とした瞬間に数十匹のレインボーが我先にハリを引ったくり合うという、釣りとはややかけ離れた世界が展開されていることが分かった。逆にアマゴの池の方は、大人と子供合わせて5人ほどが攻めているが、釣れている雰囲気はない。

リョーゴとソータとボクは、それぞれに竿を持ち、リョーゴとボクはアマゴの池、ソータは義姉とレインボーの池を攻略することにした。リョーゴとボクは、まず試しに池を回遊するアマゴの群れのど真ん中にダンゴを落としてみた。ペレットで育った養殖魚は、落ちてくる物に何かしら反応するはずである。が、案の定ちらりと目をやるのみで素通りしていく。浮かせる、沈める、アクションを付ける等々、一通りやってみるが、ダメである。道具に手の施しようがないことも含めて、なるほど、思ったより手強い。

そうこうしていると、竿の重さで小刻みに震えるリョーゴの餌に通りかかったアマゴが反射的にバイト。釣れてる釣れてる!、というヨメさんの声にリョーゴが咄嗟に反応し、震える手でアマゴを引き抜きにかかる。が、…あ、まずい、バレる、と思ったときには時すでに遅し。抜ききれずに再び着水したアマゴは、返しのないハリからやすやすともとの群れに戻っていった。呆然とするリョーゴに、もう一度餌を付け直し、釣れたらサカナを高く持ち上げずに寄せて来るように教える。リョーゴはこくっと頷く。俄然目が真剣になっている。

今度はレインボーの池で歓声が上がる。ソータに掛かったようだ。ボクもちょっとマジになってくる。程なく、ナチュラルドリフトがカギであることが分かってきた。池の排水口付近に群れていたイワナの鼻先に、ダンゴをナチュラルに送り込んでやると、続けざまに2匹掛かってきた。多分、ペレットの沈下と似ていたのだろう。すると、こちらの池で苦戦していた周りの子供達が一斉に排水口近辺を狙い始める。が、まだナチュラルドリフトに気付いていない彼らは、ポチャンポチャンと繰り返しては、イワナを脅かすのみだ。

ボクはリョーゴを呼び寄せ、排水口の1m程手前からナチュラルに沈下させるように指導する。案の定、かなりの確率で食ってくる。が、ここからが厳しい。リョーゴ、来たっ!、とボクが言ってもリョーゴの手は反応しない。どうやら水中の餌が目で追いきれないようだ。何度か合わせ損なうと、さすがに意気消沈してくる。あっちに行く、と言ってレインボーの池を指差す。よし、あっちで練習しておいで。その後、もうここで一回やろう。
レインボーの池に着くなり、瞬く間にレインボーが2匹釣れ、その度に大歓声が上がる。…そうだよな、釣りは釣れなきゃ面白くないもんな。

あっという間に時間が過ぎた。釣ったイワナとレインボーを塩焼きにして食べた後、リョーゴを連れてすぐ脇の本谷川の河原に降りてみた。小さな淵の底にちらりとサカナの影が見えた。
─リョーゴ、そこにサカナがいるよ。
─ウッソだーい。
─ホントだ、見えるよ。
─どこどこ? …見えねーよ。
─よく見てみろ、あそこだ。

リョーゴはしばらく必死に目を凝らしていた。
その真剣な姿を見ながら、大人になれば「サカナが見える」可能性はずっと低くなってしまうだろうな、と思う。
当たり前だが、幼年時代のすべての瞬間がその後の数十年の人生の原点であり、もし今日を原点にいつか人生に釣りが加われば、やがて彼は「サカナが見える」大人になる。そして「サカナが見える」ようになったとき、間違いなく彼にはその他沢山のものが見えるようになっているはずである。
もうすぐフライフィッシングを教えてあげたい、と思う。

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2005年8月 3日 (水)

ギプス

─いや、私はギプスをした方がいいと思いますよ。
─ギプスをするメリットというのはどういうことなんですか?
─固定されるから、骨同志が元通りくっつく可能性がより高い訳です。
─なるほど。
─骨折と言っても、骨片が剥がれている、という状態ですからね。折れてるのと違って骨がくっつきにくいんです。もっと言うと、ギプスをしたからといってくっつくとは限らない、と言うか、くっつく可能性は低いですけどね、きっと。
─くっつかないとどうなるんですか?
─最悪、くっつかなくても痛みが治まれば、ま、良い訳です。
─あ、そうなんですか?
─この程度であれば、骨の強度としては問題ないですから。後遺症の可能性も低い。
─はぁ、…あれ、なんでギプスをした方がいいんでしたっけ?
─だから、くっつく可能性がより高くなる訳です。
─分かりました。ギプスしてもあまり意味がないんですね。
─いやいや、私はギプスした方がいいと思いますよ。普通ならしてもらってますね、これぐらいやっちゃってると。

同年代とおぼしき医者とこんなやりとりをした末、今週末からの11日間の連休と、夏の天竜川源流に最後の後ろ髪を引かれながら、ボクはギプス生活を始める決心をした。来月のドイツに先立って、今月末に米国に出かける可能性が出てきたこともあった。早く直す手は、すべて打とう。

─どうですか、付けてみて?
─一言で言うと、最悪、ですね、これは。
─ははは、そうですか。
─ま、想像していた程ではなかったです。
─それは良かった。2週間で一度外して、そこで続けるか中止するか判断しましょう。早く治したいですからね。

そう言って、医者は少し笑顔を見せた。この医者がもしフライフィッシングをやるなら、いい釣り仲間になれそうなタイプだなと思った。

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2005年7月 3日 (日)

恵みの雨

今日は一日雨だった。
梅雨入りしたというのに晴天続きで取水制限の始まっている愛知県にとっては、恵みの雨だ。

にもかかわらず、売木川に行ってしまった。
売木は春の川だ。春先の売木でのんびりライズを待つのは楽しい。けれどもこの時期、売木川のような源頭標高の低い川は、釣りにならなくなってくる。しかもこの雨だ。でも夏の売木の流れがどうしても見てみたい…。

いつものプールは笹濁りで普段より30cm程度増水している感じだった。少し小降りになったのを見計らってダメもとで竿を出してみると、いくつかチビアマゴが遊んでくれた。

根羽川は今日アユの解禁。
来週からはちょっと真剣にイワナを探しに行こう。

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2005年6月26日 (日)

災難

Sage SLT 373-3。
Sageという米国の大手ロッドメーカーの「SLT」というミディアムアクションのシリーズの3番、長さ7フィート3インチの3ピースのロッドが、ボクの愛用の釣り竿である。
他のロッドを試したことが殆どないから、エラそうな事は言えないけれど、ボクはこれが超お気に入りで、どこに行くにもこのロッドを持って行っている。長さとしては7フィート3インチだから、一般的には少し短めの部類だろう。けれど、長良川本流のような開けたところでなければ、短い方が都合がいいことが多い。ちなみにドイツにもこれ一本だけ持って行ったが、仕舞寸法が短いことも含め、使い易いことこの上なかった。

金曜日の22時に出発して、蓼科の山荘に着いたのは午前2時を過ぎていた。翌日(6/25)目が覚めたのは午前11時。窓を開けると緑が美しい。ゴールデンウィークに来たときは、まだ木々の芽が吹く直前だった。それが一面の、まさに絨毯のような緑に変わっている。
気温26℃。標高1300mの高さにあるこの山荘の6月の気温としては、例外的に高い方だ。湿度が低いから、暑いと感じないが、午後にかけてまだ少し気温が上がるはずだ。釣りのコンディションとしてはあまり恵まれているとは言えない。

14時半。一日のうちで最も釣れない時間。が、どうしても渓の様子が見たくなって、出かけてしまう。行き先は山荘からクルマで10分掛からず着いてしまう滝の湯川、諏訪湖に注ぐ上川の上流域3支流の1つである。この滝の湯川、しかしおよそフライフィッシング向きの川ではない。川幅は広いところでも5m程度、両岸ともブッシュに覆われて7フィートロッドを真上にキャストできることは殆どない。ボク自身、何年通っても行くたびに木にフライを取られることが一度二度ではないし、ボク以外にここでフライロッドを振り回している人を見たこともない。しかも、今日はあきれるほど渇水である。

この時期のこの川にはモンカゲロウを始め、ヒラタ・マダラ等々のメイフライが数多く生息するが、量的にはとにかくカディスが圧倒的だ。木の枝を揺らすと、2cm前後のカディスがゾッとするほど一斉に飛び立ってくる。そしてこの時期ここに棲むイワナの主食もほぼ間違いなく、このカディスである。ここでは手の込んだフライは似つかわしくない。#14のエルクヘアカディス、これ一本で充分である。

…が、釣り上がり始めて30分、しかしボクは少し様子がおかしいことに気付き始めた。エルクヘアカディスに反応してこない。…やはり気温が高すぎるのだろうか? 少し不安になって、小さな淵の落ち込む肩の岩陰から覗き見た光景にボクは驚いた。5匹程度のイワナが水深30cm程度の位置で何かを盛んに捕食している。
何だ、楽勝じゃないか…。一つ深呼吸して、静かにエルクヘアカディスを送り込む。位置、距離ともにOKだ。

…来い!

イワナたちがちらっと水面を見たのが分かった。が、殆ど動かない。これはおかしい。一般に知られた川であればともかく、この川でこれまでこんな経験をしたことはない。もう一度流してみるが、同じ反応である。仕方なく、カディスピューパを結ぶことにした。この川でニンフなど殆ど流したことはないのに…。

が、効果はてきめんだった。イワナ達がフライを追いに来るのが見える。インジケーターとイワナとを代わる代わる見ながら、タイミングを計る。渇水で流速が遅く、インジケーターに反応が出ない。仕方なく水中に集中する。ダメだ。流れに揉まれてフライの位置が分からない。左岸のイワナが反転する。来たか?違う、あいつじゃない。こいつだ。こいつが動けば…。来た!合わせる。…が、すっぽ抜け。

こんなことを15分程繰り返していると、すっかりカディスピューパにも反応がなくなってしまった。ハッキリしたのはドライフライには殆ど反応がないが、ニンフなら行けるということだった。しかし、落差のあるこの川でドライを諦めるのは全く気が進まない。迷った挙げ句、ボクはエルクヘアに戻した。

それから2時間程が経った。木陰が続き、一番釣れるとボクが信じている区間に来ていた。いつもならここまで1時間もかからないが、少しでも気温が下がるように、わざわざゆっくり上がってきたのだ。浅瀬の手前の岩の上で少し休憩していると、大きく飛沫が上がった。…ライズだ。サイズも期待できるかも知れない。

エルクヘアカディスに粉末フロータントを付け直し、ガイドからリーダーをゆっくりと引き出していく。リーダーとラインを結ぶノットが先端のガイドに引っ掛かる。少し力を加えて引っ張る。パシャッ。…またライズが起きた。
と同時に、災難は襲いかかった。

パンッ、という聞き慣れない乾いた音ともに、ロッドを持つ左手に掛かっていた力がフッと軽くなった。一瞬の戸惑いの後、自分の右手がリーダーをしっかりと握っていることを確認して少しホっとする。これで、ブランクから抜けたのだとしても、流されてしまう心配はないはずだった。が、右手のリーダーをたぐって外れたロッドを拾い上げながら、ボクは愕然とした。抜けていた訳ではなかった。2番目のブランクの中央やや根元寄りのところで、Sage SLT 373-3はポッキリ折れていた。

3ピースのロッドを4本に握り締め、ボクは川沿いの道に出られるそこから30分程の地点までの距離を、少し呆然としながらも黙々と歩いていた。17時。イブニングライズが始まりつつあった。あちこちで飛沫が上がっている。見えるサカナは釣れないと言うが、逆もまた真なりだ。釣れないとなるとサカナはやたらと見えてくる。

ふと前方を見上げた時、今日一日エルクヘアカディスへの反応が悪かった理由が分かった。
この川で初めて出会った、フライロッドを持った先行者だった。

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2005年6月22日 (水)

今週末は…

蓼科で釣りが出来そうな感じだ。
蓼科にはゴールデンウィーク以来だから、一ヶ月半ぶりだ。
滝の湯川のイワナは大きくなっただろうか。

で、お盆休みはどこに出かけよう?

…こういう事を考えている時が一番楽しい。

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2005年5月 5日 (木)

ゴールデンウィーク

蓼科を流れる上川上流域は夏のイワナ釣りが面白い。
ゴールデンウィークでも釣れるには釣れるんだけど、
やっぱりまだサイズが小さいんだな~。
こんなイワナでも少しスレ始めてるのがまた可愛い。

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2005年4月24日 (日)

とりあえず

立ち上げてみました。
釣具屋のオヤジになったつもりで、フライフィッシングの話題を
中心にマイペースに書いていきたいと思います。

で、久々に、と言っても一年振りに、売木川。
5年前の集中豪雨以来若干人気が無くなっているように
感じますが、小降りでも綺麗なアマゴが多い川。
こういうアマゴらしいヤツ、最近少なくないです?

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